チキンバスケットのレシピ

2014年に閉店した「銀座キャンドル」のレポートを、動画で目にした。
三島由紀夫さんや東郷青児さん、美輪明宏さんなど多くの著名人に愛された洋食屋さんらしい。いろいろなエピソード含めたお店の雰囲気はすごく文化的で「パリみたいで素敵だなぁ」などと、ロマンチックな気持ちになって拝見していた。
しかし。
見終わってからもずっと、お店の人気メニュー「チキンバスケット」が、頭から離れなくなったのだ。
銀座キャンドルのチキンバスケットに憧れて
世界一美味しいと言われていた、銀座キャンドルの「チキンバスケット」。
食べた事はもちろん無いが、可愛いバスケットに、フライドチキン・コロッケ・トースト・にレモンとパセリ、生のオニオンがふんわり盛られているものだった。
秘伝の味付けであげられたチキンは、衣がきめ細かくサクっと軽く、お肉はしっとりジューシーで堪らなく美味しいという・・一体どんな味なんだろう? もちろんレシピはわからない。けど、食べたいな・・。
憧れの気持ちがどんどん膨れていくので、自己流で作ってみることにした。
チキンバスケット(博士家Ver)レシピ
「再現」とは全然言えないけれど・・
ちょっとヘルシーに、お酒のアテによい感じにしてみたレシピです。
<下準備>
鳥胸肉:食べやすい大きさに切り、にんにくと生姜おろしたっぷりと、はちみつ・醤油に数時間漬け込む
こうや豆腐:上記をお湯に溶いたもので高野豆腐を戻しつつ、数時間漬けて味を馴染ませる
その他:ビジュアル的に近づけるため、パセリ・レモン・輪切りオニオンを準備
衣:小麦粉と市販のから揚げ粉、スパイスミックスを合わせておく
<仕上げ>
衣をつけた鳥胸肉・こうや豆腐を、中火で両面揚げ焼きにし、最後に高温でカラっと揚げる。しっかり油を切る
※サイドディッシュが生野菜なので、オニオンも焼いた。
感想と「カラっと揚げるコツ」
博士には「味が浸みてて美味しい」と、なんだかすごく好評だった。サクっと気軽に食べれる感じも良かったみたいだ。
しかも、お互いいつもよく喋るが、それ以上になんだか話しやすかった気がする。チキンバスケットって、ピクニックみたいな楽しい気持ちにしてくれるのかも知れない。
ただ。わたし的には「カラっと揚がってない」ことが不満だった。油きりもしたのになー
・2度揚げすること(中火で火を通す→カラっと揚げる)
・油きりは立ててすること
調べてみて、↑のコツを知る。
油を捨てるのが大変なので、いつも揚げ焼きにしていたが・・美味しい揚げ物を食べたい日には、もちょっとたっぷり油を使おう。あ、オイルポットを買えばいいのか。
また、キッチンペーパーで油きりしていたのもダメだったみたいだ。
いろいろと、勉強になった。
おまけ
つけあわせ:野菜スティック(人参、大根、きゅうり)と、ニンニクマヨ味噌
マヨ味噌は、漬込みでおろしたニンニクをちょっと足してクルクル混ぜるだけ。ついでに出来て、おいしかった。