岡山マスカットを食べてみて

博士はブドウが好きだ。
デザートに出すと、前のめりで食べ続ける。
せっかく「フルーツ王国岡山」に居るのだから、岡山ならではの美味しいブドウを食べてみたい。特に博士に食べさせてみたい。けど・・
シャインマスカットとかアレキサンドリアとか
お盆を過ぎると、ドドっと葡萄が出回りはじめた。
それまでは桃でいっぱいだった売り場が、葡萄色に染まっていく。
そんで。
桃でもその高級っぷりはよーく分かってたつもりだけど、葡萄もさらに高いことにビックリしている。
なんでこんなに高いんだろ?
よく見る銘柄の葡萄について、ちょっと調べてみた。
シャインマスカットとは
独立行政法人農業技術研究機構果樹研究所で育成され、2006年に品種登録された。
マスカット・オブ・アレキサンドリアは食味・食感が良いぶどうだが、雨の多い日本の気候には適しておらず、栽培にはガラス温室等の施設が必要であった。病害に強く、日本の気候にも耐えられるアメリカブドウは噛み切りにくい触感で、一般的にヨーロッパブドウに比べ食味が劣るとされる。またフォクシー香という独特の香りがある。
これらの欠点を改良すべく、アメリカブドウの中でも糖度の高いスチューベンとマスカット・オブ・アレキサンドリアの交雑を行い、安芸津21号が誕生した。この安芸津21号はマスカット・オブ・アレキサンドリアに似た肉質を持ち、やや大粒であったが、マスカット香とフォクシー香が混ざった、あまりよくない香りを持っていた[3]。そこで、山梨県の植原葡萄研究所にて誕生した「品質、食味は最高だが、果皮の汚れがひどく諦めた品種」である大粒のヨーロッパブドウである白南[4]を交雑し、マスカット香のみを持つ本品種が誕生した。(Wikiより)
マスカット・オブ・アレキサンドリアとは
北アフリカ原産の非常に古い品種で、ローマ帝国時代、エジプトのアレキサンドリア港から地中海各地に広がった[2]。淡黄緑色(エメラルド色)の長円形の大粒の実をつけ、甘みが強く、強いマスカット香が特徴である。「ブドウの女王」の異名を持つ。スペイン、イタリア、南アフリカでは、生食として、南ヨーロッパ、アフリカ、南アメリカ、カリフォルニア、オーストラリアでは、ワインの原料として利用されている[2]。日本では、生食が主であるが、時折ワイン[3]が作られる他、果汁などはアイスクリームや清涼飲料水、ゼリー、和菓子などに使われる。(Wikiより)
要は、その品種改良コスト・栽培コストで高級になってしまうのだろうか。
贈答品の相場、家庭用の相場
お盆過ぎにも贈答品を送る必要があり、葡萄にしようと思った。よってけっこう真剣に物色する。
楽天などのお取寄せ情報を見たら明確だが、贈答用の葡萄って一房3,000〜10,000円する。
味見のため同じブランド葡萄を買おうとすると、地方発送なしバージョン(家庭用)は一房1,000〜2,000円だ。
・・・なんだろう。この納得いかない感じ。
同じ葡萄で、この値段の差は何だろう。家庭用は、ちょっと古いとかだろうか?
そして、贈答用は何か特別な手間がかかってしまうのだろうか。にしても、高すぎやしないか。
なーんて思いながらも、シャインマスカットをお礼に贈ってしまった。
産直市でちょっぴり安かったとはいえ、一房3000円は下らない。ほんとにそんなに美味しいのか?
あまりに高いので、博士の普段デザート用にはピオーネやベリーAを買ってしまう。一房400〜1000円くらいとそう可愛くない値段だが、まだ許容範囲内だもの。
食べてみた感想
今週行った朝市で、アレキサンドリアが500〜1000円くらいで売っていた。
一房800円のやつだ。一緒に買ったサバ寿司(700円)より高いって、やっぱりなんかモヤモヤしつつ・・
買って帰り、食べてみる。
マスカットって、色も綺麗だし香りもいい。甘く爽やかって、なんだかアイドルみたいじゃないか。
もちろん甘くていい香りで美味しい。
でもさ。
正直「わーーー!」ってほど美味しい訳じゃない。ベリーAだって同じくらい美味しいじゃないか、と思ってしまう。
マンゴーとかは「ほっぺ落ちるー!」って感じになるのもあるが、そんな感動は私の場合なかった。
きっと好みもあるんだろうけどさ。
まとめ
ということで(?)「葡萄、部分的に高すぎると思うぞ!」というただのクレームでした。
結構な数を買いその一端を担いでしまっているだけに、どっかで言いたかったんですよねー
葡萄は美味しい。
いっぱい食べたいから、低コストで美味しいやつを所望します!
・・あー、すっきりした。