妹尾河童さんのピェンロー

あれよあれよと「涼しい」から「寒い」になっていく今日このごろ。
白菜も、随分安くて綺麗になってきた。
唐突だけど、妹尾河童さんのファンなのだ。
わたしは、妹尾河童さんの本が大好きだ。
河童の覗いたシリーズが好きすぎて、旅行に行った際は河童さんの真似をして「ホテルの俯瞰図」を描きたくなるくらいだ。で、書くと大抵訳のわからないものになってしまいガッカリする。
そう、俯瞰図って結構難しいのだ。
試しに空間をすっかり把握しているはずの自宅の俯瞰図を書いてみても、上手くいかない。体感で感じたままレイアウトやサイズを書いてみると、全然つじつまが合わなくなってしまうのだ。
河童さんはどうしてあんなに俯瞰図が上手いんだろう。毎回、ちゃんと計測してるのかな・・
あ、今日も話が逸れた。
手書き風の楽しげな書体、素晴らしいスケッチに痺れる河童さんの本は全部読んだ。
読んだ本はすぐ古本屋に売っていたので、河童さんの本は何度も売ったり買ったりを繰り返している。ある程度経つと「ベストオブ旅行本」と思って止まないインドやヨーロッパのそれを買ってしまうのだ。そんなの河童さんの本くらいじゃないだろうか。
・・また、話が逸れた。
河童さんのピェンロー
そんな河童さんの本で、ピェンローを知った。随分前の話だ。
あまりに美味しそうなので、知ってから毎年作っている。簡単だしね。
河童さんに反抗するなら、大勢で食べても美味しいけど、静かに一人〜数名で食べたって美味しい。
トロトロの白菜にうっとりしたいので、大勢集まる機会をいちいち待てない。美味しそうな白菜があったらピェンローだ。
今年初のピェンロー@博士めし
ってことで、いつもの2人飯だけどピェンロー。
干椎茸は重要だけど、切らしていたので代わりに昆布を使った。悪くない。
河童さんファンなので、〆の「べったら漬け」まで忠実に守っていたけれど
薄く塩味をつけて卵でとじた〆のおじやにネギをたっぷり盛ったものには、冷蔵庫にあった大根の糠漬けを合わせた。
これまた、悪くない。というか最高だった。
おわりに
ピェンローをする季節になったのか・・すっかり夏は去ったんだなあ、としんみりする。
二人ピェンローだったからな。
今度は大勢で食べてみようw